人頼みにするのは、気持ち的には理解出来るが、
100年に一度と云われる景気周期であり、
歴史的には理解出来ても環境や経験では学習出来ない。
簡単に説明すれば、通貨が必要な所へ流れていないという事であり、
マネーサプライを増大させて急場をしのごうとしているのが、オバマの金融政策である。
供給量を増やせば、その分米国の信用度が低下し、
基軸通貨であるドルの通貨価値が迷走する危険性がある。
強いアメリカから弱いアメリカになるのである。
覇権国家としてのプライドをアメリカ国民が許せるであろうか?
アメリカ経済中心が崩れる訳だから、世界的にも深刻な問題である事は当然だ。
まして日本の様に金魚のウンチでは共倒れは間違いない。
既に私はドル以外の外貨預金を以前より勧めており
皆さんには喜んでもらえていると思う。
直近では、若干円安に振れているがオバマ効果と見ている。
そして、東京株式市場は堅調な展開であるが、酔いしれた頃に急落となろう。
私が推測するには節分天井をイメージしている。
つまりオバマの就任が1/20だから、その後の余韻も入れてイメージしている。
その後は厳しい現実が待ち構えている。
日本の政治環境も良くない。
決して麻生総理を責めているのではない。
彼の器では無理の一言。
その点小泉元総理は役者であった。
私が小泉元総理に関して驚きを感じているのは、
政治家としての手腕はゼロだが、収賄があったかどうかは定かではないが、
現在の所、ホコリが出ない。
ただ、間違ってもらっては困る。
そんなのは公人の立場であれば当然であり、褒める事自体に問題がある。
あれほどヤリタイ放題に出来たのもその為であろう。
結果的には、日本の財政構造をガタガタにした部分も多くあった。
バラマキ支持党の公明党も、以前の学習に懲りないで提案するのは、
全く国民をバカにしている。つまり海老タイ政治である。
何の根本的な解決策にもならない定額給付金など中止して
議員全員の給与をカットする決議があっても良いのではないか?
政治家及び付属関連幹部などの退職金返還は当然である。
悪事を行い逮捕もされないでハバカルのが、まともな世の中と云えるだろうか?
悪人にも子供や孫がいるだろう。
この子達にどんな気持ちで接しているのかと思うと憤りを感じる。
(悪党であるから出来るのかも知れない。。。)
相場観に戻るが、
月内にはキャッシュポジションを高めておきましょう。
基本的には為替は円高と見ている。
最後に、
野党を支持しているのではない。誤解しないで下さい。
日本経済と真剣に取り組んでいる政治家なら党派を問わず支持します。