実践株式研究所

来年の夏の参議院選挙へ向けての動き次第

衆議院選挙では民主党の圧勝で政権交代となった。
その後、鳩山総理の献金問題で自民党の逆襲が始まった。
マニフェストがどうのとか難問山積は最初から分かっていることである。
官房機密費なんて自民党が設けた訳の分からない予算。
民主党が仕分け作業を行うのは当然の事として、小沢、鳩山の献金問題騒動じゃ説明がつかない。
来年の夏に参議院選挙があるが民主党、自民党の選挙戦術が政策よりも大切と思っているだろう。
実にいい加減な政治である。
民主党は政権維持に向けて目先の人気取りに力を注ぐであろう。
自民党は日本沈没は願わないとしても益々不況感が浸透する事を願い、「自民党」への票田獲得を狙っている。
為替だが若干円安に振れたが円安で困るのは米国経済と自民党。
変な図式だが民主党の政権維持をかけた戦いが少なくとも参議院選挙までは続く。
そして、再度民主党が圧勝すれば自民党は解党の道を選ばざる得ない。 個人的にはどちらが勝利しても良い。
政治が本質的に変化しないなら国民中心ではなく議員の為の政治が続き弱者への税負担が増大するばかりである。
どの様な政策を執るかよりも全くその気が無い訳だから困った話である。
北朝鮮がデノミを行ったのは国内の悪性インフレからであろう。
あの国とは同じにしたくはないが日本経済もデフレからインフレに向えばいつか考えなければならない問題である。
長期的に見れば超一流銘柄を始めとした株式市場は活況を呈することになる。
間違ってもタンス預金は避けたい。
紙屑を覚悟しなければならない可能性が高い。

明らかに相場は転機を迎えている

従来では考えられない変化として
円対ドル、日経平均対ＮＹダウの組み合わせに変化が生じている。
今までは一時的な現象と捉えてきたが、
世界経済がドル離れを起こしており、
ドル安が当たり前になりつつある。
アジア諸国の一部では貿易決済を元にシフトしている国もある。
今後日本としても中国との連携は避けられない。
流れとしては、それが現実ならば呼応した経済運営が必要となる。
然し、日本政府は米国一辺倒の丸投げ政治を半世紀以上も行って来た結果、
果たして米国との友好関係が今後も維持出来るのであろうか？
米国債権を大量に保有している我が国と中国の立場では大きな違いがある。
米国債売却に触れようものならとんでも無い事になる。
日本は先進国と云われながらＯＤＡでは資金を拠出し、米国の国債も売れない。
国内経済も冷え切っている。本日穴吹工務店が更生法適用を申請には驚きである。
官房機密費など一連の国税の無駄遣いは国民をバカにしきった政治を行いながら
自民党の政権奪回？民主党の献金問題？
国民はバカでない事は今回の選挙で十分解ったはずだ。
こんな環境で為替がドル安？
低金利でこのレートだから金利高に向えば１＄＝５０円は十分に考えられる。
そんな時米国債を売却させてくれても紙屑一歩手前ではないだろうか？
責任者不在で泣くのは善良な国民だけである。

今後の相場観

２日新甫は荒れるとの諺があります。
真偽の程は兎も角として１１月初っ端から揺れています。

為替が若干円高であるが極端なレートにさえならなければ全く問題ない。
この様な環境でも個別では買われる銘柄もある。
業種的には電力株に魅力を感じている。
利回り採算と安全性では抜群だ。
完全に株価は底値を打ち上昇波動に転じたと見ている。
ただ、短期的にはアップ＆ダウンとなるだろうが先は明るい。
もう一つは商社株である。
商社は金利と為替が重視される。
資源の権益に関心が多いが必需の資源は別にして
原油など今後は価格の下落が予想される。
ご存知の通り代替エネルギーは温暖化低減の国策であり、現実化しつつある。
為替についても予約売買で安定化している。
業績では何と云っても金利への影響だ。
世界経済を見ても金利上昇には限界を感じる。
日本の政権交代で米国は言いなりには行かない民主党に苛立ちを感じている。
逆らえる相手ではないにしても米国が日本バッシングカードを切って来ると予想される。
うらみ骨髄に達している自民党にしては米国の出方にサポートしたいはずである。
政治的な駆引きが相場に影響されるとみている。
食料を責める事が国民へのダメージが大きい。
そうすれば民主党のイメージダウンに繋がり自民党の政権奪回を国民が望むとなる自民党でも民主党でも他の党でも何でも良いから真面目に政治をして欲しい。
キーワードは自民党の悪党売国奴が再度活動し始めればその時考えれば良い。
現在の自民党総裁は当て馬であり、連日民主党の政治献金問題をつつき国民に関心を誘っている。
今回の選挙結果は国民の怒りであり決して衝動では無い。
腐敗政治を我が者顔で行って来た張本人は自民党と民主党の幹部ではないか？
他党も同じである。その証拠に選挙後の給与２日間分で２３０万円を誰が反対したか？
デタラメな政治家集団に国民は愛想をつかしているのである。
大統領制にせずに、いつまでも国民の声が届かぬ独善的な思いで政治を執る事に問題がある。
個人的な思いであるが日本郵政の多額の資金が海外でファンドマネジャーにより運用されるがキックバックに多大な疑問を感じる。
もし私がファンドマネジャーならば依頼者に何らかの謝礼をします。
これは文化は違っても通念として当然起こることであろう。
ＮＥＴでは３兆円と報じられているが真偽以前を問うよりも疑わしき事を国民の声が届かないのを良いことにしたい放題。
透明性に欠けるから郵政の見直しがあった訳で何もなければ自民党は選挙で勝っていたはずだ。
屈辱的な大敗に何の反省も無く。
機会を狙う売国議員は既に小選挙区で落選した訳で比例区で当選など恥ずかしい限りである。
これだけはあってはならない。
政権交代を始めとして世界に発信した日本の公約は失敗を恐れず進めて欲しい。
もう自民党は我を忘れた売国党に変じたので国民は支持しないであろう。
もう終わったのである。復活は日本経済を崩壊に導くだけだ。
政権交代で動き出したビジョンの結果を見ないで終われば正に税金の無駄ずかい、増税の始まりである。
１１月上旬でＮＹ市場は調整完了となろう。
基本的には東京市場は追従する訳だが売国奴軍団のイビリで相場展開が足踏みする可能性が高い。
相場がバブル時の高値を更新するのは２つの事が考えられる。
経済が悪性インフレの兆しが見えた時、又は日本の政治が大統領制に移行した時だ。
選挙権が議員にあり国民は補助権しかない。こ
れでは政治の中身ではなく派閥の勝利しか在り得ない。
宗教法人の税制優遇を始め権力者年金制度など知れば知るほど国民をバカにしている事が分かる。
今回の「一人歩き旅」で多くの方々と出会い世論を語り合った。
未だに騙されていた政治活動に気付かない人が多い。
善良な国民をここまで信じ込ませた罪は重罪に価する。

今週の実践27銘柄新値足チャート

今週（4/13〜4/17）の実践27銘柄新値足データをまとめたチャートをアップしました。

>>今週の実践27銘柄新値足チャート（4/13〜4/17）

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今週の実践27銘柄新値足チャート

今週（4/6〜4/10）の実践27銘柄新値足データをまとめたチャートをアップしました。

>>今週の実践27銘柄新値足チャート（4/6〜4/10）

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米国議会に暗雲

オバマ大統領の肝入りであるガイトナー財務長官が
高額ボーナスの実態を知っていた事が
更に問題を拡大した。

この不手際を共和党が黙っている訳が無い。

日本の議会ならデタラメ連中の寄り集まりで
目くそ鼻くそであり、
不正は時の経過とともに有耶無耶になりがちだが
米国議会は大統領が国民の直接選挙制の為そう甘くは無い。

国民の支持率の低下に伴い株式市場への影響が懸念される。
再度６５００＄割れが予想される。
東京市場が円高に向かったのもその影響であろう。
ならば状況次第では更に大幅な円高が考えられる。

一旦総売りかも知れない。

（株仙）

マスメディアに振り回されてはいけない

厳しい相場環境にあって、
メディアの影響力は大きい。
それだけに報道に於いて、
社会的責任を持たなければいけない。

報道内容も多様であるが、
中でも個別銘柄の格付けなど、
報道の本当の目的は何なのであろうか？

仮に皆さんが報道する立場であればどうでしょうか？

会社の業績や見通しを調査した結果とは云え
格付け発表する以前に、インサイダーのアクションがあると思う。
無いと考える方が、正しいとは思えない。

大衆投資家への取り締まり当局の圧力が目立つ割には
株価を動かせる立場の者には手緩い。
現実との矛盾を知りつつ、
権力者には取り締まれない当局に
憤りを感じずにはいられない。

村上Ｆ、ライブドア元社長堀江貴文を始め
関わった人物にインサイダーがあった事に対する
徹底解明がなされていない。

解明する為の与野党の論戦が無かったのは何故だろうか？
逮捕されてしかるべき人間が罰せらず、
血税を多額の退職金に当てられ、
何の罪悪感もなく生きているのは、矛盾も甚だしい。

逮捕にまで至らなかったのは
与野党の政治家にも及ぶと勘ぐられても仕方がないのでは？

今回政府が救済する銀行保有の劣後債の引き取りだが
ビス規制に対する自己資本率を高め、
中小企業への融資拡大策となってはいるが
現実には疑問点が残る。

過去に公的資金を投入し、
銀行間の統合で合理化を進めた。
政策金利を含め政府は銀行に優遇措置を執って来た。

再建途上にも関わらず
怠慢経営に因り、自己資本の低下を
政府が支えるのは本末転倒ではないか？
預金者保護枠を締結した訳であるから
銀行への救済は打ち切り、
独自のルートで中小企業への融資拡大策を執るべきではないか？

（株仙）