来年の米国の景気はズバリ!
前半は浮上どころか失望感に満ちた幕開けとなろう。
1月にオバマ大統領が就任するので、多少の期待感だけはある。
現状の景気は、銀行が持つ支払い不能の差し押さえ物件が
200件に1件の割合であるので、苦しい状態が続く。
つまり、銀行が抱える不良債権だ。
政府が金利を引き下げても貸し渋り、
担保物件を買いたくても買えないのが実情である。
政府は金融政策を含め、資金需要に対応出来る政策を模索している様である。
日本も同じ事が云えるが、
なにぶん米国をサポートするだけの貧弱な政治しか執れないので
米国の動きを観るしかない。
新築物件が売買されなくては景気への相乗効果が出ない。
こんな具合だから来年も期待出来ない。
株式市場は需給関係の要因で動くので、
需給関係を重要視しなければならない。
基本的にはオバマ効果が、いつ出るかである。
期待感が先行して実態と乖離すれば、
暴落に繋がるので要注意である。
米国経済の見通しは暗い。
少なくとも前半は先行きが見えない。
来年度からはミクロ的な相場でしか乗り切れない。
(株仙)