9日の相場は大荒れであった。
イランがミサイルを発射したとの噂が飛び交い急速に相場を冷やした。
折りしも洞爺湖サミットで核兵器削減を中心に論議されていたタイミングがそうさせたのではないだろうか?
牽制する為の威嚇はあれど余程の事がなければ大事には至らない。
既にイランーアメリカには過去の経緯もありサプライズではない。
原油価格もマネーゲームが原因であるだけに早晩落ち着くであろう。
いつも申し上げている通り貨幣は地球上を駆け巡っている。
世界経済が鈍化もしくは減速にあり商品相場に投機的資金が流入しただけである。
この様な性質の資金は逃げ足も速い。
株式相場であるが現状は足固めであり暴落には至らないであろう。
G8では日本の国際的地位がお分かりであろう。
拉致問題、CO2の規制など他国は空耳である。
私達の記憶に新しいフランスの核実験は何だったのかを思い起こして欲しい。
米露英仏は中国を照準にしたサミットでなかったのでは?
「美しい国」は会議の場所を提供しただけで閉会となる。