実践株式研究所

真空地帯の駆け上がり

単なる下げ過ぎの買戻しでありサブプライムの解決の見通しが具体化していない。

米国の利下げ効果も限定的なものとなり相場は益々混迷化してきた。

利益のある銘柄は特に逃げておきたい。

待てど苦しみが増すばかり

今回の下げの目処が付かないのは深刻である。

サブプライム問題が予想外に大きく未だに解決の目処が立たない。
今までは消費が主流で経済活動が営まれて来た。
これからは環境面が中心となるので生産性だけでは無く如何にして
環境面を考えた経済活動を行うかに関心がもたれる。

株式市場も単に業績だけでは受け入れられない。
製紙業界、食品偽装、社保庁のデタラメ、今春退職する各省庁の幹部の高額退職金、
メチャクチャナ社会を政府自らが先導者であったのは言葉がない。

株式市場の活況が期待出来る時代が来るのだろうか？

多少の戻りがあるかも知れない

東京市場はNY市場に左右するところが多い。

今夜１２８００＄を上に抜けると目先コツンとした感触を得るのであるが。

一方東京市場は１４２５０円を上に抜けなければ話にならない。
追証が発生しており売られ過ぎの場面はシッカリ拾っておきたい。

ただ、為替動向も考えなくてはならない。
更なる円高と見るならばもう一段安も覚悟。

平均的なデータでは１０４円割れがあっても不思議ではない。

「もうは未だ成り」

ここからが正念場

週末のNY市場を見れば東京市場の先行きに悲観する投資家が多いのはもっともな話である。

注意したいのは大勢が同方向に傾いた時には逆張り発想に分がある。

明日は週末の流れを受けて続落と思われるが何処で試し買いを入れるかである。

ＮＹ市場の行方！

様々な憶測が飛び交う中、安い展開になっている。
戻りが鈍く更なる下げも考えられるが目先の２段下げは底値を模索していると見ている。

１２７２４＄をアッサリ切れば意外に早く反発するのではないか？
もたつくと更に大幅な下げも予想される。

こんな情況で為替が円安なのも何か不自然である。

週明けの相場は・・・？

取り敢えず年末に書いた記事はズバリ的中した。
メディアの影響は無視は出来ないとしても絶対的ではない。
為替が大幅に円高に向かったが急激な円高は調整されるであろうから１０７．４６円が予想された位置だとしてもその先は行き過ぎとなろう。