(その1)
株価の急落で、日本の将来に不安を抱いている方が多いと思う。
下落の原因や今後の対策については、短時間で語れるほど生易しい問題ではない。
日本の政治経済を間違った方向へ導いた政策を認めた議員達は、
善良な国民への背任行為であり、即刻議員辞職してこそ、謝辞を表した事になる。
フテブテシイ議員は、何んの恥じらいも無く出馬するであろう。
候補者にお願いしたい。
郵政民営化の反対者であった候補者は、
プロフィールに郵政民営化を反対したと書き添えて欲しい。
一方、選挙民は、これを書かない(書けない)候補者には絶対に投票しないで欲しい。
落選させなければ日本の将来は無い。
元々国民の事よりも己の欲望を満たすことしか考えていないのだから。
郵政民営化で事務手続きが複雑になり、全国の不採算郵便局は廃止された。
細かい話になるが、その為に費やす労働や用紙は今も膨大である。
資源を大切にと云いながら、この様な改革を推し進めるは、当初より理解出来なかった。
今になってメディアの評論家も、小泉政策が失敗であった事を認め始めた。
私からして見れば何を今更という感じである。
政治のイロハも分からない人間をかき集め、
パフォーマンスで主婦層に支持を集めた時点で、政治家失格であった。
選挙戦術と居直るならば、国民を愚弄したことになる。
念を押しておくが、私は無党派として政治家の動向を見ている。
従って日本を良くするならば党を選ばない。
殆どの国民もそう思っている。
悪党者には正義や公正は自分の目的に邪魔である。
元々民主主義と云いながら、重要な政策事項は囲い込み政策を行い、
決定事項だけを国民に押し付けている。
衆議院選挙で自民党は大敗は必至であろう。だ
からと云ってどの野党を選んでも現状とは変化しない。
兎に角、訳の分からないパフォーマンスをしたり、
政治家として私達をリードするだけの能力の無い有口無行候補者に、大切な票を投じてはいけない。
毎年、数兆円の郵貯保有高が減っている。
これは先を読んだ預金者の行動である。
更に外国(殆どが米国)のファンドマネジャーに運用を任せるとの事であった。
裏返せばブッシュ政権へのお土産であり、ゴマを擦り良い顔をする手段に過ぎない。
元々国民のお金であるから。目減りはどうなのか預金者には心配事である。
国内の景気対策として国債を増発しなければならないと麻生総理は発言している。
支えの郵貯預金が減少では引き取り手がなくなる。
株安円高は続くだろう。
ブレーキをかける政策が発表されない。
何故なのか?
米国への優遇策である。
(株仙)