東京市場は独自の相場ではなく他国の動き、とりわけNY市場の動きに左右され易い。
アナリストに因ると国内の材料ではとても買えない。
早く内閣を総辞職すれば一時的ではあるが相場が上昇するとの見方が多数派である。
一時的な上昇では本腰が入らないとボヤクアナリストもいる。
私はそれで十分ではないかと考えている。
確かにそれから先への不安があるが期待過剰も問題である。
美辞麗句を並べたてた組閣が加えて相次ぐ不祥事ではどうしようも無い。
内閣を刷新することは市場への先高期待に繋がりマインドが好転すれば意外に息の長い相場に変貌する可能性もある。
現実を見れば日本国の財政は蓋を開けなくても大変な事態であり真相を公開すれば以前の歴代内閣が国有財産を売り続け生きながらえて来たかが良く分かるであろう。
残念な事に知る事への恐怖もある。
その結果については日本人である以上放棄は出来ない。
だからその先は一部の権力者や金持ち以外は考えても意味が無い。
政治は腐敗しても世界的に通用する日本企業が多いのでM&Aに因り外国企業の傘下になる傾向に拍車がかかろう。
重厚長大銘柄中心と云われるはその為かも知れない。