昨日のNY市場の反発はFRBが公定歩合の0.5%引き下げに因るものである。
反発の株価は最近の下げ幅に対して驚くほどでないにしても市場への政局の対応は流石である。
週明けの東京市場がどの程度の影響を受けるのかに関心が寄せられている。
私は丁度反発しても良いポジションに来ており同調するものと見ている。
但し、どの程度の戻りかと予想するとマインドが回復するほどのサプライズが見込めないので反発は限定的であろう。
東京市場が立ち直る為の条件としては何と云っても投資マインドのサプライズである。
それには安倍総理の早期退陣が望まれる。次期総理の事を云々している時間はない。
たとえ幕間繋ぎの感覚でも良い。
自民党刷新に意義がある。
従来の自民党に逆戻りとの声もあるが臭いものに蓋をした政策だけであり何の進歩も無いし野党の考え方とのズレもない。
それどころか負債の増大を残した小泉、安倍政権の失政が絶望的な数字となって表面化する事が恐ろしい。
米国の利下げで円高が落ち着くと思われるので東京市場の株価の下げも一旦は落ち着くであろう。
小池防衛相の人事問題にしても内乱があり、日米安保の今後や極東防衛政策など力量を考えても閣僚人選ミスと思われる。
日銀総裁にしても然りだ。
スッキリさせて出直す自民党を国民は期待している。
でなければ衆議院議員選挙で政権交代は必至である。
早急にメドを付けなければ東京市場の下げが深刻なものになるであろう。