日本人はどうしても物の考え方の視野が狭くなるのは島国の性であろうか?
東京、名古屋、大阪の都市で大きな変化が見られるのは外国人が以前と比較してよく眼につく。
原因が為替の円安であるのは明白だが経済の流れに大きな変化が起こっている事に気付かなければならない。
円安は悪いことばかりではないが輸出の競争力に於いて弱電を代表するSONY、松下、シャープなど莫大な研究費を投じている割に戦略ミスで回収が出来ていない。
私たち一般投資家には分からない事だがIT産業への遅れが最も目立つ。
韓国、インド、台湾などに先を越されており、もはや日本のIT産業分野は発展途上国としか思えない。
小泉前首相は一時的にIT産業への意気込みを公表したが、その場限りで国策としての力の入れようがその後うやむやになった。
常にアジアの牽引車の存在であったがその地位は完全に奪われた。
ODAは大切な事かも知れないが中国やインドへ向けては理解出来ない。
現在の日本の立場としては自国の建て直しに力を注がなければならないのが優先課題だと思うが如何であろうか?
政治が三流以下である限り復活は考えられない。
安倍内閣の支持率が20%割れ目前となっている。
それでも続投するのは国民をバカにしているとしか思えない。
民主党の渡部恒三氏が続投を懇願する発言をしているのは当然であろう。
個人的には民主党も敵対だけを強調し、政策は机上論ばかりである。
兎に角マインドの悪化だけは早く払拭しなければならない。
日本が重症である危機感を持たない国民もどうかと思う。